皆さんこんにちはおいもです。今回はこれから米国個別株投資を始めたいと思っている方にオススメの1冊「最速で資産1億円! たぱぞう式米国個別株投資」(きずな出版)について紹介していきたいと思います。
この本は人気投資家で有名なたぱぞう氏が書いた本で書店では価格1500+税となっています。たぱぞう氏はこの1冊以外にも経済的自由をこの手に! 米国株で始める 100万円からのセミリタイア投資術 [ たぱぞう ]やお金が増える 米国株超楽ちん投資術 [ たぱぞう ]といった書籍を出版しているので気になった方は是非今回紹介する書籍以外も読んでみてください!
ただ今回紹介するのは「最速で資産1億円! たぱぞう式米国個別株投資」で、具体的には初めて投資をするという方よりも積み立てNISAなどの投資信託をすでに始めていて、これからリスクをとって米国個別株に挑戦しよう!という方を対象に書かれている本です。
ここで「初めての投資が米国個別株投資じゃダメなの?」と疑問に思う方がいるかもしれませんが、たぱぞう氏は米国個別株の投資は積み立てNISAやETFの積み立てに比べてリスクがあるので、あらかじめそのような投資を経た上で「もう少しリスクをとってもいいから資産を増やしたい!」という方に向けた本であると本書では語っています。
実際にこの本ではたぱぞう氏がオススメする銘柄が記されていたり、米国株に投資をするメリットやどんな点に注意して投資をすればいいのか細かく説明してくれています!簡単に本書に書いてある内容を解説していきましょう!
目次
投資を始めるためには「目的」「目標」を決めよう
たぱぞう氏は投資を始める前には「目的」「目標」を明確にすることが大切であると述べています。米国個別株への投資はリスクのあるものですから、自分の目標金額を達成するにはリスクをとって個別株に投資をするべきなのか、ETFの積み立てで十分なのかを判断する必要があります。
例えば今30歳の人が老後資金を確保することが目的だとします。定年が65歳だとすると老後資金2000万円を貯めるには個別株投資をしなくてもいいんです。
何故かというと、個別株投資をしなくても期待できる年率が4〜5%のVTI(バンガード・トータルストックマーケットETF)を毎月2万円運用すれば35年後には2000万円突破できるからです。このように「目的」「目標」を掲げてから本当に個別株投資をするべきかどうかを決めることをオススメしています。
外貨決済で米国株は買おう
米国個別株を買っている方ならご存知だとは思いますが、米国株は1株から購入することが出来ます。購入方法は円貨決済と外貨決済があるのですが、いちいち売買する度に為替手数料が発生する「円貨決済」よりも為替手数料が最初しかかからない「外貨決済」をオススメしています。
ただ円貨決済には購入にかかった費用や利益が円で分かるというメリットはありますが、慣れてしまえばドルを円に換算することは容易にできるようになるので結論「外貨決済」の方がお得ということになります。
また米国株を買うにはどちらの手法で購入しても為替手数料はかかってしまうものなので、買うならまとまった数を購入することをオススメしています。
ファンダメンタルズ分析を身につけよう
いきなり難しいワードが出てきたと思う方がいるかもしれませんが、ファンダメンタルズ分析とはつまり企業の事業やこれから展開する事業、財務状況などから株式を買うかどうかを判断する手法です。
ファンダメンタルズ分析では企業の決算書を見ていくのですが、決算書は「損益計算書」「賃借対照表」「キャッシュフロー計算書」の3つがあります。
損益計算書には会社の売り上げや費用、利益などが書かれているので「売上高」「営業利益率」に重視することが大切であり営業利益率が20%もあれば優秀だとされています。ちなみに営業利益率は「営業利益÷売上高×100」で求めることが出来ます。
賃借対照表は「その会社に資産がいくらあるのか、借金がいくらあるのか」ということが分かります。キャッシュフロー計算書で見るべきポイントは「営業キャッシュフロー・マージン」です。営業キャッシュフローはそもそも増えていないとビジネスが好調ではない証拠なので営業キャッシュフロー・マージンが15%以上だと優秀であると言われています。計算方法は「営業キャッシュフロー÷売上高」で求めることが出来ます。
また決算書は企業によって月は変わりますが毎年出るものなので都度確認するべきだとたぱぞう氏は述べています!
さて、紹介はここまでにしておきますが、本書ではもっと具体的に書かれていますしたぱぞう氏のオススメ銘柄45選も載っているので是非参考にしてみてください!!
実際この本を私も読んでみて今まで知らなかった知識や決算書のどの部分を見ればいいのか知ることが出来ました! 1冊の本だけを見るのもいいかもしれませんが何冊か読んだ中から自分のあった方法を選ぶのもいいかもしれません😁
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